クボタ、コンパクトな特殊トラクターをファームショーで初披露

ベッキー・シュルツ著 2023年2月15日

クボタトラクターコーポレーションは、北米最大の 2 つの農業産業見本市を利用して、地方の住宅および商業用途を対象とした一連の新しいコンパクトトラクターモデルを紹介します。

ケンタッキー州ルイビルで開催された2023年国立農業機械ショーで、同社は2つのLX20シリーズモデル、LX3520とLX4020に加えて、L02シリーズのコンパクトトラクターラインへの追加製品であるL2502とL4802を発表した。

LX3520 および LX4020 は、クボタ製 4 気筒ターボチャージャー付きコモンレールディーゼルエンジンの馬力定格が 35 馬力および 40 馬力に向上しているのが特徴です。

再設計されたクラッチレスの 3 レンジ油圧トランスミッション (HST) は騒音を低減し、用途に合わせた速度を提供します。オートスロットルはエンジン速度を走行速度にリンクし、オペレーターは再設計された HST ペダルを介してエンジン RPM を制御できます。デュアルエンジンメモリスイッチにより、オペレータは好みの RPM を事前に設定し、ボタンを押すだけでエンジンをその速度に一致させることができます。

2 つのモデルは、操作しやすいコントロールを備えた更新されたキャビンエリアを備えており、工場で取り付けられたキャブまたは ROPS 構成で提供されます。 LX20 シリーズには、LX3520 の SU モデルキャブも含まれています。新しい芝刈り機デッキオプションには、デッキの下の掃除を容易にする統合型ウォッシュポートアタッチメントが含まれています。

従来のスタンダード L シリーズコンパクトトラクターラインに 2 つの新しいモデルが加わり、25 馬力 L2502 と 48 馬力 L4802 が追加されました。これらのモデルは電子制御機能を備えたクボタ水冷 4 サイクルコモンレールディーゼルエンジンを搭載しています。 -制御された燃料噴射。トランスミッションは HST またはギヤドライブの 2WD または 4WD を選択できます。

トラクターのブレーキは使いやすいように左側に移設されました。その他のアップデートには、新しいローダーと新しいバケットオプション、新しいボンネットとグリル、LED ヘッドライトとサイド作業灯、改良されたサスペンションシート、ゴム製フロアマット、およびオプションで更新されたアームレストが含まれます。 L2502 HST モデルには、独立した PTO スイッチも備えています。

LX20 および L02 シリーズには、両社間の独占契約の一環として、Titan International, Inc. 製の新しい Trac Loader II タイヤが含まれています。

ルイビルで展示された新しいモデルのうち 2 つはナローモデルで入手可能です。 LX3520 ナロートラクターの全幅はわずか 39.4 インチですが、LX4802 ナローの全幅は 52.7 インチです。全幅。どちらもDTトランスミッションが付属しており、60.8インチです。 ROPSを折りたたんだ状態の高さ。

さらに、クボタは、カリフォルニア州テュレアで開催された World Ag Expo で、第 2 世代 M5 ナローシリーズモデル M5N-112 および M5N-092 を発表しました。第 1 世代モデルの直接の後継となる新しいトラクタは、快適性とデザインのアップグレードが特徴であり、同社によれば、ブドウ園や果樹園の管理者を念頭に置いて設計されているという。

2017 年に初めて導入された第 2 世代 M5N ナローシリーズは、長年にわたる微調整とオペレーターからのフィードバックに基づいていると、特殊トラクター製品マネージャーのエリックリシッツァ氏は述べています。 92 馬力の M5N-092 および 105 馬力の M5N-112HD は 4 気筒ディーゼルエンジンを搭載し、12 速および 24 速の電気油圧トランスミッションオプションと PTO を備えています。

新しいモデルへの最も重要なアップグレードは、狭いブドウ畑や果樹園での操縦時の視認性を高めるために、5 インチ以上低くなったフードのデザインです。ボンネットの全高は 55 インチ未満になりました。

もう一つのアップグレードは調整可能なステアリングです。チルト機能とテレスコピック機能により、ステアリングホイールは最大 22 度まで傾けられ、伸縮調整範囲は 2.3 インチです。さらに、オプションの可動式フロントグリルガードは 100% スチールパイプ製で、ボンネットの保護に役立ちます。

新しい M5N ナローシリーズモデルは、特殊な作物作業の特定のニーズを満たすように設計されたトラクターを提供するというクボタの取り組みを表しているとリシッツァ氏は述べています。「今回、ボンネットが再設計され、オペレーターステーション内の快適機能がアップグレードされた第 2 世代 M5N は、視界が向上し、壊れやすい格子状の蔓が茂る狭い列で作業する際に快適な乗り心地を提供します。」